「そういえばこれ、もうエントリーしてるんだよね?」
「そうだよ……ホントに椿咲って人の話聞いてないよね」
「興味ない話に耳を傾けろって方がおかしいんだよ!」
ぷいっと彗から顔をそらし背中をむけると後ろから彗のため息がきこえた
失礼だな!まぁ、いつものことだけどー…ん?参加者へのお知らせ?
机の上においてある紙に目を通していくと…
なんだ、アイドルとワンマンやるのか…チームじゃないんだ……ん?!
エントリー者へのお知らせの紙に書いてあるこの“条件”って…
「ねぇ、彗…まさかあんた…「それ以上いったらぶっ飛ばすから」………まじか…」
え、ちょっ、めっちゃテンション上がってきたっ!!
「…はぁ…何テンション上がってんの…マジ最悪なんだけど…」
そりゃぁ、楽しみでしょっ!


