『わっ私、重かったでしょ!ごめんなさい!』



『全然、軽かった!大丈夫だって!』



あぁ。やっぱり、日向君は、優しいなぁ。


『そーだ!今日、一緒に帰ろっか!上地の事、色々、知りたいし!』



一緒に、帰るぅ!?
私が、日向君と!?



『ダメ?』



『いっいや!日向君が、いいなら、私は、全然大丈夫です!』


日向君は、ニコっと、笑うと、


『じゃあ!一緒に、帰ろう!』


そう言った。