「みんなすごいね、咲希ちゃん…」 「うん……」 私と咲希ちゃんもチラシ配りと声かけに校門近くで待機していたのだけれど、後輩たちの勢いに押され…… 「もうみんな覚悟決めてるよね…」 「うん。でないと外でメイド服で『ご主人様♪』はできないよ」 「だね」 私と咲希ちゃんは目を合わせて苦笑いをした。