叶う 〜私の歌を君に〜




「ん?どした?」


「う、ううん。何でもない。やろう?」



要が目の前にいて集中できないと思っていたけど案外そんなこともなく。


2人で話し合いながらどんどんデザインは完成していった。



「たこ焼き店なんだからたこ焼きもっと大きくしない?」


「あ、そうしよう」


「文字は私書くよ。要下手だもんね?」


「え、あ、下手だけど…」



要がびっくりしたような顔をした。


あ、もしかして私、墓穴ほっちゃった…?


ど、どうしよう!


何か、うまい言い訳は……



「えっと、こ、この前私が数学のノート集めたでしょ!?その時に思っちゃったんだ…ごめん」


「そーなんだ」



あ、言い訳はできたけど、マイナスイメージになっちゃったかも。


ノート集めた時に字が下手って思いましたって最悪じゃん。


ま、まぁ要ももう作業に入ってるから、私も作業しよう…


平常心、平常心……