叶う 〜私の歌を君に〜




「まだもう少しこっちにいるよ」


「え?すぐ帰らなくていいの?」


「クリスマスの日に帰国して、結海をびっくりさせるんだ」


「そう。じゃあそういうことで先生、あと少しこっちにいてもいいですか?」


「分かった。それまで休んでなさい。じゃあ」



そう言って先生は病室を出ていった。


それから少しして、母さんも「じゃあお母さんも、もう帰るわね」と言って帰っていった。