叶う 〜私の歌を君に〜




私はしばらく要の腕の中で泣き続けた。


その間、要はずっと私をぎゅっと抱きしめてくれていた。


私、今、すごく幸せ……



「結海。」


「うん?」



しばらくして要に呼ばれたから顔を上げた。


すごく近い距離で、要と私の視線が重なった。






「これからは絶対、ずっと一緒にいような?」


「うん!!」



幸せを噛みしめる私たちを、月明かりだけが、そっと。照らし続けていた。







*END*