叶う 〜私の歌を君に〜




どんどん話が盛り上がっていく中、街からは離れていっていて、イルミネーションも減ってきていた。


公園に近くなるほど、街とは無縁になる。


あるとしたらイルミネーションじゃなくて街灯くらいだった。


なんで咲希はこんなことしたんだろう?


わざわざ公園に用意しなくても、私の家でよかったのに。


横でたくさん話している咲希を横目で見る。


……ま、咲希のことだから何かあるんだろう。


ここはおとなしく付いて行っとこう。


時々咲希の話に相づちを打ちながら、私は歩き続けた。