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「おっじゃましまーす!」


「咲希〜!あがってー!暗い中ごめんね?」


「全然!まだ7時じゃん」


「でも12月だしさ。」


「冬は暗くなるのが早いよね」


「うんうん。さ、どうぞ」



クリスマスパーティーのために家に来てくれた咲希を自分の部屋へと案内する。



「いや〜…今年も私でごめんね?」


「いやいや、咲希が来てくれて今年も楽しくなりそうだよ」


「またまた〜」



咲希が私の肩を叩いて私を追い越していく。


咲希は、私の家に何度も遊びに来ていて、すっかり常連さんになっている。


2人とも私の部屋に入ると、いつもの定位置へと座った。



「早いね〜。…もう2年?」


「…そうだね」