叶う 〜私の歌を君に〜




「伊藤さんっ!」


「お、結海ちゃんやっと来たね。」



路上ライブのステージでは、伊藤さんが待っていてくれた。



「わぁ……」



私は、路上ライブのステージを見て、思わず感嘆の声をあげた。


黒板風の小さなボードに『KanaU』と書いてくれている。


どこにでもありそうなシンプルなステージ。


それでも、私にとっては初めてのステージであり、想いを乗せる場所。


そのステージはとても輝いて見えた。