叶う 〜私の歌を君に〜




「ウッ……ヒック……かな、めぇ……」



今まで必死にこらえていた涙が溢れ出した。


苦しい…


苦しいよぉ……


神様って…いるのかな。


いたら私は絶対に、『要の病気を治してください』ってお願いする。


もしそれが無理なら、時間を戻してほしい。


そしてもっと、もっと早く要の病気に気づいてあげて、支えてあげたかった。


要の、心が安らぐ場所になりたかった。


後悔、自己嫌悪、苦しみ…


たくさんのものに、心が押しつぶされそうになった。