叶う 〜私の歌を君に〜



デートした日の夜に、私がまず切り替えなくちゃ、って思ったはずなのに。


昨日の夜は涙がどんどん溢れてきた。


病気で、1番辛いのは要なのに。


それでも、いつも笑ってくれていたのに。


私は、笑ってあげられる自信がないよ…



「お母さん?いる?」


「あ、結海。どこか行くの?」



お母さんは、ソファーに座ってテレビを見ていた。


いつもは私も一緒に見ている番組が、今は面白そうに感じない。