叶う 〜私の歌を君に〜




嬉しい……っ!!


歌う曲は絶対にあの曲。


私が要を想って作った曲であり、要が私を思い出してくれるきっかけとなった曲であり、私と要が大好きな曲……



「あ!!……いったぁ…」



そこまで考えて、あることに気づいた私は思いっきり立ち上がった。


でも、マヌケなことにその勢いで机に足をぶつけてしまった。


ついてないなぁ……


ぶつけたところだけがジンジンと痛む。


私は足をさすりながら、ノートとペンを取り出した。