叶う 〜私の歌を君に〜




プルルルルル……プルルルルル……



私は、ある番号に電話をかけた。



「はい。伊藤プロダクションの伊藤です。」


「あ!私です、葛西結海です。えっと、大橋高校3年…

「分かるよ。結海ちゃんね。」

あ、はい。」


「どうしたの?」


「えっと、2日後の月曜日に歌いたいんです。想いを届けたい人がいて。」


「……その日をデビュー日にしたいってことかな?」


「はい!そうです!」