叶う 〜私の歌を君に〜




「ダメだ」


「どうしてっ!?いやっ、離れたくないっ!お願い、要!」



涙をボロボロ流しながら訴える。


ほぼ叫んでいた。



「落ち着け、結海。歌のことはどうするんだ?」


「そんなのいいよ。だからっ」


「よくないだろっ!」



要の大声に、ビクッと肩が反応した。


要に怒鳴られるなんて……