叶う 〜私の歌を君に〜



思わず振り向くと、その泣き声の主は缶コーヒーを拾ってくれたあの女の子だった。


女の子とお母さんは、キーホルダー売り場にいた。



「ピンク色はないでしょ?水色があるからそれにしたら?」


「いや!ピンクがいいの!」


「もぉ〜……」



しばらくやりとりを見ていると、何のことを言っているのかが分かった。