叶う 〜私の歌を君に〜




イルカショーをする場所につくと、残り10分で開演ぐらいだった。


お昼時だし、もう座ってる人も結構いた。


だから、もう席は後ろのほうしか残っていなかった。



「水がかかってもいけないし、後ろのほうでよかったんじゃない?」


「そーだな」



2人で後ろのほうの席に腰掛ける。



「ね、終わったらお土産コーナーみたい!」


「OK」


「その後……どーする?」


「あ、ちょっと行きたいとこがある」


「分かった」



行きたいとこってどこだろう……?


そう思いながらもちらっと腕時計を見るともうすぐ始まる頃だった。