叶う 〜私の歌を君に〜




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「ごちそうさまでした♪えっと…オムライスいくら?」


「いや、俺が払うから」


「え……でも……」


「いいから」


「……ありがと♪」



要に奢ってもらって、レストランを出た。



「何見る〜?」


「あれは?」



そう言って要が指差したのは、柱に貼られたポスターだった。



「イルカショー、午後1時より第2部スタート……いいじゃん!」


「だろ?」



腕時計を確認すると、あと30分くらいだった。



「じゃあもう移動してよっか?」


「ん」



ポスターの地図をよーく見てから、イルカショーの会場へと向かった。


向かう途中に亀や可愛い魚とかがいて、ちょっとずつ止まりながらだったけど。