叶う 〜私の歌を君に〜




あれだと缶コーヒーかな?


要が両手に缶コーヒーを持ってこっちに向かってきていたその時。



「あ!!」



要が缶コーヒーを1つ落とした。


要の右側の手から落ちた缶コーヒーは、コロコロと転がっていった。


そして、髪を2つにくくった小さい女の子の足にコツンと当たった。



「ママ〜?何か転がってきたよ?」



その女の子は、手を繋いでいたお母さんに缶コーヒーを拾って見せた。