叶う 〜私の歌を君に〜




結局、白のトップスに黒のショーパンという安定のコーデに落ち着いた。



「結海〜?早くしなさいよ〜?」


「分かってるから!」



お母さんに、ついイライラした口調で言ってしまった。


でも、急かしすぎだって。


ブツブツ言いながらバックの中にケータイや財布を入れていく。


鏡で全身を確認して、手ぐしで大まかに髪をといた。


ドタバタと階段を駆け下りる。