叶う 〜私の歌を君に〜




『ずっと結海のそばで、結海の歌。聴いててやる』


なんて嘘言っちまったけど、治って帰ってきたらずっとそばで聴いてやるつもりだ。



「分かった。病院の先生にはお母さんが連絡しておくわ。今日はもう休みなさい」


「ん。」



お言葉に甘えて、すぐに自分の部屋へ行く。


バッグを置き、ベッドに身を投げ出した。


ベッドが軽くきしむ。