叶う 〜私の歌を君に〜




「3日以内にどうするか決めてきて。今日はもう遅いし、ゆっくり休みなさい」


「ありがとうございます」



先生と母さんのやりとりが遠くで聞こえたような気がした。



「要?帰ろう」



そう言って母さんは俺の手を引っ張った。


ふと母さんの顔を見たら、目が赤くなっていた。


そのまま来た時と同じように母さんが受け付けに行き、車に乗った。


違うのは……俺の気持ち。