「で、だ……。要くんの脳の方にここ!白い塊っぽいものがあるのが見えるかい?」 「…はい」 先生はボールペンでその白い塊をカンカンと叩いている。 脳の写真の右側に、その塊は見えた。 「これが、要くんの身体に起こる異常なものの正体だよ」 思わず、ゴクリと唾を飲み込んだ。 母さんもさっきから一言も発しないが、顔が険しくなっている。