叶う 〜私の歌を君に〜




「準備できました」



看護師さんが戻ってきて先生に報告した。



「じゃあ、ちょっとこっちの部屋へ来てくれるかな?お母さんは待合室でお待ちください」



母さんは俺に「大丈夫だから」と言い残し、診察室を出て行った。


俺は診察室の奥にある部屋に案内された。


そこにはドラマとかでよく見る、脳を撮るための丸い筒のような機械と、その機械を通るベッドがあった。


なぜこんなに本格的なことを…?