叶う 〜私の歌を君に〜




「結海弁当は?」


「え?……あ」



校長室からそのまま屋上に来たから教室に忘れてきてしまった。



「はぁ、俺のあげるから」


「……ありがと」



要の、弁当とは言えないコンビニおにぎりを1つもらう。


それは私の好きな鮭のおにぎりだった。


袋を開けながら要の隣に腰を下ろす。


屋上は結構穴場スポットだから、いつも来てる人が少ない。


今日は私たちから離れた場所に女の子が2人いるだけだった。