叶う 〜私の歌を君に〜




午前中も楽しかったけど、やっぱり午後からの出来事がとても印象強い。


大勢の人の前で要を想って歌を歌って。


あんな経験なかなかできない。


あのチャンスをくれた清水くんに感謝しなくちゃ。


で、そのあとは……


思い出しただけで顔が赤くなりそう……



私はバッと顔を抑えて見られてないか辺りを見回したけど、みんな自分の感想に必死で下を向いていた。


ふー……と安堵のため息をつく。