叶う 〜私の歌を君に〜




「ってのは嘘なんだけど。まぁその感じじゃうまくいったみたいだし?それを見たくて残ってたかな」


「そーなんだ!みんな帰ってるのに咲希ちゃん居たからびっくりしたよ!」



教室の飾り付けもきれいに外されている。


もう普通の3年6組の教室だ。


なんか、私達だけ抜けてて悪いことしちゃったな…



「あ、片付けのほうは大丈夫だよ!みんな結海ちゃん達が最近一緒にいないの気づいてたから、色々支えようって。」


「みんな…」



支えてくれてたのは咲希ちゃんだけじゃなかったね。


心がじわりと温かくなる。