叶う 〜私の歌を君に〜




「一槻!どうだ?俺のギター」


「凄かったぞ!」


「サンキュ!」



清水くんとギターの人は拳を合わせた。


男の友情ってやつ?


何かいいよね♪



「あ!ほら、次葛西さん!出て出て!」



ドンッ!



「え?えぇー!!!」



清水くんに背中を押され、ドタバタとステージに出ていってしまった。


客席がシーンと静まり返る。


そして、「この子は何をするんだ?」という目線が私に集まった。