「正直に言っていいか?」
「…うん。」
何言われても大丈夫な覚悟は出来ている。
「迷惑。すごく。
あの日、黒板消しで真っ白になったときから、ずっと思ってた。」
「…うん。」
「でも、迷惑は迷惑でも、全然嫌じゃない迷惑なんだよ、お前のは。」
「どういう意味?」
「…わかんねぇ。
あ、あれかも。お前が馬鹿だから、もう諦めてんのかも、俺。」
「…ひどいっ!」
それで涙は止まり、泣くのなんか忘れて、立ち上がって仲﨑くんを叩く。
「やめろ、悪かったって。」
「思ってないくせにーっ!
…って、わぁっ!」
急に足の力が抜ける。
そういえば、足怪我してるんだった。

