今着替えたのは、ダンスの衣装。
黒のミニスカートに白のシャツ。
その上に、ビビットピンクのパーカーを羽織っている。
とにかく目立たせたいというみんなの要望で、最初はなかったパーカーを羽織ることになった。
「藍梨に言われたら、嫌味にしか聞こえないから。」
「えーっ、なんでよ~。」
「当たり前でしょ。
誰でもそう思うから。
ね?仲﨑。」
「えっ!?仲﨑くん!?」
「んなの知らねぇよ。
てかほら、行かなくていいのか?」
仲﨑くんが指さした先には、自分の位置に向かい始めている生徒がみえる。
「行く!行こ、遥香!
じゃーね、仲﨑くん。」
「はいはーい。」
ーー間違えることもなく、ダンスを踊りきり、あとの競技は、リレーだけになった。
…緊張するなぁ。

