「…俺?
混浴、入ってみたいとは思うけど。」
いつもみたいに、サラッと言ってのけた悠翔だったけど、ほんのりと頬が赤くなっていた。
「…じゃあ、入ろっか。」
「あぁ。」
ということで、あたしは別々の脱衣場で服を脱いで、タオルを巻き、ドキドキしながらも温泉へ。
悠翔は既にいて、髪を洗っていた。
服を着ていると、ほっそりとしているようにみえたけど、意外と筋肉質。
なんか色っぽい…。
「来たのか、藍梨。」
少し目を伏せて、こちらをみようとしない悠翔。
「…悠翔?」
「早く浸かって。」
「え、あ、うん。」
あたしは言われた通りに、お湯に浸かる。
悠翔は、あたしから少し離れたところに入った。
「こっち…こないの?」
「…お前さ、自分のカッコ、分かってんの?」
「うん。」
「…はぁ。
さすが天然だな。わかった。」
悠翔は、あたしの隣に座った。
肩が少し触れるほどのキョリ。

