「ちょ、ちょっと、悠翔!」
「ん?」
「ん?じゃなくて…。」
「ほんとは嬉しいくせに。
顔、若干ニヤけてるよ。」
蓮に指摘され、顔が赤くなったのがわかった。
まあ、嬉しいんだけど…。
「素直でいいじゃん。仲崎は。」
「もう、やめてよりゅう。」
「はいはい。
ほら、風呂でも入ってくれば?
ココ、混浴あるらしいよ。」
「こ、こ、混浴…。」
「何やらしい顔してんだよ。」
混浴と聞いて動揺しているあたしに、悠翔はそう言った。
あたし、全然やらしい顔なんてしてない。
「してない!」
「ふーん。
まあ、とりあえず行ってみるか。」
「…うん。」
あたしと悠翔は、用意されていた浴衣をもち、ニヤニヤしているりゅうと蓮をおいて、温泉に向かった。
「混浴、入る?
別々でもいいけど。」
「…どっちでも…。悠翔は?」

