「…り…藍梨…藍梨ー。」
「ん〜。…悠翔?」
また寝てしまっていたらしい。
いつの間にか、目的地に着いたようだ。
「2人は先に旅館入った。
俺らも行こう。」
「うん。」
あたしは車を降りて、悠翔と旅館に入った。
案内された部屋は、普通の部屋より少し広めの部屋みたい。
中に入ると、りゅうも蓮も、既にくつろいでいた。
「結構広いね、この部屋。」
「4人もいるしな。
あ、それとも、2人ずつの方がよかったか?」
ニヤニヤしながら、りゅうがそう聞いてくるので、あたしは慌てて否定する。
「い、いや、そんなことないよ。
ね?悠翔。」
「俺的には、2人が良かったけど。」

