「悠翔の意見もあまり聞かずに、悠翔も旅行行くことにしちゃったから。」
「ふっ。そんなこと気にしてたのか。」
「…うん。」
「楽しいから大丈夫。
ていうか、藍梨とこんなに長い時間一緒に過ごせるのに、嫌なわけないだろ。」
「…えっ。
……ありがとう。」
あたしの顔、絶対真っ赤だ…。
嬉しいけど、恥ずかしい。
コンコン
窓を軽く叩かれる。
外をみると、りゅうと蓮が立っていた。
「どうしたの?」
窓を開けて声をかけた。
「イチャイチャしてたから、入るタイミングわかんなかった。」
「…え!?まさか、今の見てて…。」
「まあ。な?蓮。」
「まあ。」
さらに顔が熱くなったのがわかる。
「可愛いねぇ、藍梨ちゃんっ。」
「もうりゅう。からかわないで。」
「はーい。」
全然分かってない風に返事をしたりゅうは、車に乗り込んだ。
蓮も、そんなりゅうをみて、車に乗る。
「よし。行くか。」

