__「…ん。」
いつの間にか寝てしまっていたみたい。
気づけば外はオレンジ色に染まっていて、車はサービスエリアに停まっていた。
「起きたか。」
「…あれ?りゅうと蓮は。」
「外。」
「そっか。
悠翔は出なくてよかったの?」
「…藍梨1人だと、なんか不安だから。」
「…あ。ごめんね、あたしのせいで。
今からでも、外出る?」
「俺はどっちでも。
藍梨が出たいなら出るけど。」
「んー…、じゃあ、出なくていいや。
もう少し悠翔と2人でいたい。」
「普段、そんなこと言わないくせに。
どした?熱でもあんの?」
「ないよ。
まあ、いいじゃん。ね?」
「…あぁ。」
「…悠翔。」
「ん?」
「楽しい?」
「あぁ楽しい。」
「ほんとに?
このメンバー、嫌じゃない?」
「嫌じゃないよ。なんで?」
悠翔は、優しくあたしの頭を撫でてくれる。

