「蓮は彼女いないの?」
「知らない。
帰ってきたら聞いてみようかな。」
「あいつ絶対モテるよな。」
「自分でモテるって言ってたよ。」
「だろうな。
カッコイイし、運動できるし、賢いし、性格いいし、家事できるし。
あいつなんか出来ないことあんの?」
「わかんない。ないんじゃない?
でもあれだよね。」
「「お化けは怖い。」」
同じことを思っていたのか、声がハモった。
「まだ怖いんだな。成長してない。」
「うん。」
そう言って、りゅうと顔を見合わせて笑いあった。
そんな他愛もない話をしている間に時間は過ぎ、時刻は22:00。
もうすぐ蓮も帰ってくる時間だ。
「あたしお風呂入ってくるね。」
「おう。」

