【藍梨side】
後ろを見てないりゅうに満足しながら着替えていたけど、ミラーがあることに今更ながら気づいたあたし。
「わぁー!」
「っるせぇ。なんだよ?」
「何もない!何もないからみないで!」
後ろをむこうとしていたりゅうを、必死に止める。
「みないみない。
てか、ついた。どうすんの?あと2分。」
「え?なんでバイト先知ってるの?」
「蓮から聞いた。」
「そっか。
まだ準備終わんないよ。どうしよう。」
半泣き状態でりゅうをみると、こちらを向いた。
あたし…、今下着なのに。
慌てて脱いだ服で前を隠す。
「大丈夫。泣くな。俺が話してくるから。」
そういって頭をぽんぽんっとして、柔らかな笑みを浮かべたりゅうは、あたしのバイト先のファミレスに入っていった。

