「なんなのよっ!あいつ!」

奏は会場のシートに座ってもなお

腹を立てていた。

「かーなーで!ほらっライブ始まるよ?」

その言葉で奏の怒りは吹き飛んだ。

『今日は来てくれてありがとー!
最後まで楽しんでいってねー!』

キャーーーーーMIYABIー!