奈留はキョロキョロしながら




「いないよ…」



奈留は口角をあげ




「さすが。誰も傷つけたいもんねあの時みたいに。」





…っ。



なんにも言葉に出なかった







「…。菜海何しようとしてるの?」





芽衣は心配そうにこちらを見る







「大丈夫。私は大丈夫だから。


奈留、芽衣を離して。

ちゃんと奈留だけのものになるから」





「…菜海だめだよ!!!!!」






…芽衣





「いいの。最後ぐらいかっこいいところ見してよ」




そう言い奈留の元にゆっくり歩いていく






今の自分は抵抗しても



奈留には負けるかもね…。






「…じゃー。芽衣さんかいね?

君は~。帰っていいよ?」




奈留私を抱き寄せて


お腹に1発なぐられ、私は気を失った




「…じゃーね。あの糞たちによろしく伝えてね 」




奈留そう言い芽衣のロープを外して