私はいつもの、

奈留と待ち合わせの芝生にいた



「奈留~。6時だから帰らないと」


って言ったら
強く抱きしめてきて



「帰らないで、」




って言ってきた。



寂しそうだったから私はそばにいてあげた。



あっという間に日が暮れ、


お母さんとお父さんが私達なの前に現れた。


「奈留…もう帰らないと」




私は親2人の手を繋ぎ帰ろうとした




「ウッ」




…目の前には真っ赤になった

お母さんとお父さんがいた。



お母さんとお父さんはすぐに死んだ。





「奈留…どうして。」



奈留の右手には

真っ赤に染めたナイフがあった、