「春風のみんな、龍


今から私の過去を言うね…」


私は深呼吸をして話始めた




「私は、本当に普通の家で普通に暮らしてた。
本当の親は私を産んでから死んだらしい。


私を引き取ってくれた親はとても優しい人だった。

生まれつき目が赤い私を本当のことしてみてくれた。

でも、世の中の人全てが

そんな優しい人などいない。



私の姿をみてバケモノと呼ぶ人もいる、

とおりかかれば、ヒソヒソと話する大人


私は、小さい頃から



親以外の人間が大嫌いだった。




そして、ある日




奈留と出会った。




奈留は殺し屋の息子で、私と同じように人が憎く、いつも一人でいた。



奈留と出会ったのは中学一年生の時




その出会った日から


私はずっと奈留といた。





でも、私は六時になると、親の元へ帰る。




ある日奈留は私に言ったの


「俺さ、アカネ以外誰もいらない。

アカネはずっと俺の側にいてくれる?」


って言われた。


私はその時、



「もちろん。ずっと側にいるよ」



って言った。



そしたら悲劇は起きた。