ナルside


アカネにはいつも驚かされる。

みんなの元へと行くって?
俺はお前を連れ去ったんだぞ…

なのになんでそんなことが普通に言えるんだ。





俺は…

他の人と繋がってていいのかな…



暴走するかもしれないのに

どうしてアカネは受け止めてくれるのだろう


やっぱりあいつは他の人とは違うんだ




「アカネありがとう。」


ずっと言いたかった言葉を
小さく声でも強く言った。

するとアカネはそれを聞き取ったのか




「当たり前でしょ」

って微笑むんだ