抱きしめていると

ブーンブーン

え。もしかしてみんな?

そんなこと思っていると
私を縛っていたロープをナルがとってくれた


「アカネ…いけよ。あいつらのところ」


そう言って寂しそうに言う



「…。早く行かねぇーとまた暴走してしまうかもしれないから。俺はこれから殺し屋としてルールに従いひとりで生きていく。」


なんで、そんなに寂しそうな顔をするの。

なんでだよ、そんな顔をしたらほっとけなくなる


「そんなの、、知らない!
私だけが大切だからそうなるの!だから私の族やみんなのこと大切にしたらいい話でしょ!!」

なるの手をもち


「もう一人にさせないから。」



…そう言いなるの手を引っ張り
みんなの元へと向かった