ドキドキドキドキ

私の心臓静かにしてよ!

って言いたいくらいたか鳴っている私の心臓。

「おはっおはよっ!」

私が言うと五十嵐君は

「よっ!」

って絶好の笑顔で返してくれた。

っっっ///////

かっこいい。

頬がカァァっと暑くなるのが自分でもわかった。

きっと私は今ゆでダコ?!

ってくらい顔が真っ赤なんだと思う。

「ナイス!その調子!! これから毎日だよ!そしたら絶対意識してくれるから!ゆでダコになってでもね!」

私が莉乃の元に戻るとそう言われた。

私が考えてること筒抜けだったみたい…


いつか五十嵐君が私のことを意識してみてくれる日はくるのかな?

でも、私の秘密を知ったらどう思うだろう。

きっと、いや絶対私のことを軽蔑するだろう。

それもこれも全部あいつら…

私の家族のせいだから。

私は悪くない。