俺のこと、惚れさせるから




悲しすぎるくらい儚い伊藤君の瞳。


そらせない…………。



「いじめは卒業まで続いた。そしてその日、親友の好きなやつが俺に告ってきたんだ。そこでやっと理由がわかった。心底ムカついたよ。耐え続けたのが、信じたのがバカらしくなった。あいつは、あいつは自分の失恋を俺にぶつけただけだったんだ」



暗い暗い、悲しい過去。


なんて言っていいのかわからない。


でも、気持ちはわかる。