…………なら、『夏姫』じゃなきゃいいよね? **** …………うん、我ながら完璧! トイレの鏡を見ながら私は頷く。 さぁ、戦闘開始だっ。 ドアを開け、体育館に向かう。 「…………ふぅ。よしっ!」 覚悟を決めて、勢いよく体育館のドアを開けた。 「伊藤くー…………!?」 騒がしかった体育館に沈黙が流れる。 そして一瞬の間をおき、再び絶叫が。 でもそれは、翼たちに向ける黄色絶対ではなくて…………。 それもそのはず。