**** 「はい、コーヒーでよかった?」 「ん、ありがと…………」 屋上。 私は伊藤君と授業をサボっていた。 …………本当、なにやってんだろ。 「にっしても、夏姫ちゃんが双子だったとはねぇ」 「…………」 関心しているのか嫌味なのか、伊藤君てばなに考えてんだかわかんない。 「でー?夏姫ちゃんはどうすんの?」 「…………ぇ?」 「俺と付き合っちゃう?」 「結構ですね」 「…………そっすか」 意外にもショボンと落ち込む伊藤君、なんだか笑える。