「…………いい加減にして!!」 途端、お母さんの声が響いた。 と同時に、テーブルを叩く音も。 「あなたがそうやって、いつもいつも蜜姫のことばかり話すからあんなことになるんでしょう!?」 「…………お前、まさか」 「私が知らないとでも思った?夏姫の気持ちもちゃんと考えてあげて!」 泣きだすお母さん。 必死に否定をするお父さん。 …………何もかも見ていたくなくて、私は部屋に戻った。 …………そして翌日。 お母さんは言った。 お父さんが蜜姫と一緒に、アメリカに行くと。