俺のこと、惚れさせるから




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「…………夏姫」



数ヶ月後。


私はお父さんと話さないまま時間だけだけが過ぎていた。



「お母さん…………」



お母さんは、ベットでうずくまる私に近づき、抱きしめた。



「どうしてあの日、森の中になんか行ったの?」


「……」



お母さんには未だ伝えられていなかった。


お父さんの言葉を。


口に出すことも恐れてしまったから。


…………でも、もう。