俺のこと、惚れさせるから



………………夏姫が、双子?


新事実と言ってくれなかったことのダブルでショックを受ける。



「その様子は、知らなかったみたいね?」



クスクスと笑い、小早川さんは立ち去っていった。


一人、ベンチの前で私は立ち尽くしていた…………。


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「夏姫!おはよう」


「…………おはよ、華ちゃん」



翌日から、夏姫の隣にいるのは私ではなくなった。


日に日に遠のく私と夏姫の距離。