俺のこと、惚れさせるから




突然、後ろから夏姫の声がして振り向いた。



「な、つき………?なんで………」


「ごめん、声は聞こえなかったけど、ずっといた」



ずっと…………?


一体どうして………。



「…………紫乃、翼が好きだったんだね」


「!」


「なのに、私がいるせいでなにもできなかったんだよね。無理して笑って、私のこと応援してくれてたんだよね………?」